前回の日記から「複数形の作り方」に疑問を持ち調べたのですが、
なかなか良い文献が見つかりませんでした。
そこで以前買った「韓国語文法辞典」に「들」の用法が詳しく出てい
たので、引用します。
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【原則】
1)名詞に付けて使う場合
・人や事物を表す名詞が、主語や目的語として使われたとき、
その名詞が複数であることを表す
例)손닙들이 12시에 돌아가셨어요.
お客さんたちは12時にお帰りになりました
2)人称代名詞の中で複数を表す
우리 → 우리들 저희 → 저희들
★★1)と2)は基本重要事項で、次の3)は中級用です。
3)助詞、語尾、副詞に付けて使う場合
文の主語が表面に現れず、主語にあるべき’ー들’を、助詞や語尾、
あるいは副詞に付けて用いる
例)앉아서들 놀아요. (너희들은 앉아서 놀아요. )
座って遊びなさい(お前たちは座って遊びなさい)
<参考>
元々’ー들’は主語に付き、主語が複数であることを表すものである。
しかし、’ー들’が他の場所にある助詞や語尾、または副詞に付き、主
語が複数であることを表す場合がある。
このとき、この’ー들’が付いた言葉は、可算性の可否を問わない
例)전기들 좀 아껴 써요.
電気を大事に使いましょう
【例外】
韓国語は一部の外国語とは異なり、たとえ複数を表す言葉で
も、次のような場合には、「들」を用いない
1)文に数量を表す状態動詞や副詞があるときは用いない
例)교수님 서재에는 책이 많더라.
教授の書斎には本が多かったよ
2)数を表す単位の名詞の後ろでは用いない
例)우리는 맥주 세 뵹을 마셨다,
我々はビールを3本飲んだ
3)「둘, 셋, 넷 」のようは数を表す名詞の後ろでは用いない
例)그는 아들 셋을 잘 키웠습니다.
彼女は息子3人を立派に育てました
4)場所を表す代名詞「여기, 저기, 거기 」には用いない
しかし<参考>の場合のように文の主語が複数であることを表す
場合には、’ー들’を用いることができる
例)저기들 온다. (친구들이 저기 온다. )
ほら、来たよ (ほら、友達があそこに来たよ)
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単純に『複数形=「ー들’」』と考えていましたが、全然そうではない
ことが今回わかりました。
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